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【ハヤシ教頭】新人戦直前!うまくいかないかも?!と思ったときの考え方

新潟市の中学生は、明日より運動部新人戦が繰り広げられます。
大会当日はどんなことを考えますか?

イメージを作りましょう。
体力や技術力は直前で急激に向上することはありません。では何を向上させるか?それは、心の在り様です。

よく言われるのが、「うまくいく」と本気で思っているときは本当にうまくいく現象が起こり、「ミスするかも、どうしよう」と迷いや不安が生じているときは、その通りにミスをするということです。
実際にそう感じる!そういう経験ある!そうやって乗り越えてきた!という人が多いのも確かに事実らしいです。

ただ実際には、そう言われるのは、うまくいった人が振り返ってみたときに、試合前試合中に「うまくいく」と信じていたなぁ、という印象が強めに残るからなのだろうという気がしています。要は印象度の問題なのだろうと思います。

では、どうすればいいのか?私は、かつて次のように選手に指導していました。

(1)試合中「どうやれば勝てるか、どうすれば負けないか」という作戦だけを考える!
 相手の動きをよく見て弱点を考える。相手の攻撃を分析して効果的に守る。そういうことに意識をもっていくことで、ミスや失敗を「挑戦」や「データ収集」といったように前向きにとらえることになります。また、そうすることで、余計なことを考えなくていいので、ある意味「無」の状態でいることができるわけです。

(2)試合中は「監督、コーチ」にマイナス発言をさせない!
 監督、コーチのマイナス発言は、時として叱咤激励となりチームを引き締めたり、鼓舞したりすることにも確かに一役買います。ただ勝負をかけた場面では、戦術を整理し、選手のパフォーマンスを発揮させることが最重要と考えます。・・・難しいけど、細かいことで怒らないで~と願ってください(-_-;) それでは、ちょっと対策にならないので、あえて言うと、特にチームスポーツの場合は(1)のような意識をもち、互いの考えを仲間同士でアウトプットし合い、自分たちで試合の雰囲気を作り上げることです。そうすれば、監督コーチは口を挟まなくなっていきがちです‼

 いずれにしても、終わってしまえば「勝つ」「負ける」がもれなくついてきますね。どんな結果になったとしても、それを「必要な結果だった」と捉えて、自分を成長させるきっかけにできるといいですね。
 みなさん、大会がんばって!応援しています!!